頭頂部のボリュームが出ない、分け目が薄くて目立つ、前髪が薄くておでこが広く見える、そんな『薄毛(はげ)』の症状に悩む女性が増えているというデータがあります。
それも閉経を迎える年齢より前の世代、20代、30代、40代、の女性でも、薄毛に悩んでいるケースが増えているそうです。
そのため、専門のクリニックに相談にくる女性の多くは、40代以上の人が多いと言われていました。
一昔前であれば、はげに悩むのは「男性」というイメージが強かったのに、どうして最近では「薄毛に悩む女性」が増えてしまったのでしょうか。
そこで今回は、女性が悩む『はげ』と言われる薄毛(脱毛症)の原因を、わかりやすく「6つの項目」で紹介したいと思います。
理由として、女性の薄毛は、男性の薄毛(AGA)とは原因が異なると考えられているためです。
全ての女性に当てはまるわけではありませんが、薄毛の主な原因を知ることで解決につながるかもしれないので、ぜひ参考までに役立ててみてくださいね。
最後の「まとめ」に、薄毛改善に役立つ「育毛サプリメント」を紹介しているので、気になる人は合わせて参考にしてください。
この記事の目次
「女のはげ」20代30代で薄毛に悩む女性が増えている原因
近年、女性で薄毛に悩む人が増えてきているというのは、いろいろなアンケートの結果でも実際に出ています。
その主な原因としてあげられるのが「ストレスの影響」「無理なダイエット」「間違ったヘアケア(頭皮トラブル)」などです。
ですが実際のところ「女性の薄毛の原因は多岐にわたり、ハッキリしたことはわからない」というのが科学的な見解のようです。
反対に男性の薄毛の原因は、8割以上が「遺伝」「男性ホルモン」が原因とされるAGA(男性型脱毛症)だと言われています。
対して、原因の特定が難しい女性の薄毛は、明確な治療方法がないのが現状です。
ただ、男性の薄毛とは違い「一時的な影響ではげてしまっている」ということも、女性の場合多くあることから、薄毛の原因によっては治る可能性も高いと考えられています。
女性の薄毛(はげ)の原因について、6つの項目に分けて紹介していきますが、そのほとんどに共通しているのが「女性ホルモン」の存在です。
女性の髪は、女性ホルモンと深い関係があり「薄毛」「抜け毛」の主な原因のひとつであると考えられています。
とくに「エストロゲン」という女性ホルモンは、髪の新陳代謝を促し、ハリ、ツヤを生み出す働きもあるとされています。
そのため、エストロゲンの減少により、髪のボリュームダウンを感じ「薄くなった」と感じてしまう人が多くいるそうです。
女性ホルモンは、20代後半をピークに徐々に減少し続け、40代で急激に分泌量が低下することもわかっています。
専門クリニックの女性患者さんの多くも「40歳以上の方」ということからも、女性ホルモンと女性のはげ(脱毛症)の関係性が大きいと考えられています。
原因①:環境の変化によるストレスの影響
女性の社会進出が以前に比べ増えてきたことは良いことでもありますが、場合によっては大きなストレスを生む機会にもなります。
やりがいのある仕事や好きな仕事につけている場合は楽しいかもしれませんが、現実的なことを言えば「生活のために仕方なく働いている」という人も少なくありません。
ジェンダーレスという言葉だけがメディアでは広く扱われていますが、実際に社会に出て働いてみると「平等」とは言えないところも多くあると私は感じます。
肉体的な疲労は、睡眠などで回復するケースも多くありますが、精神的なストレスを常に与えられている状況は、身体はもちろんのこと「頭皮環境」にもよくありません。
ストレスによって「自律神経」が乱れることでも、血液循環をコントロールする機能が正常に働かなくなり、血行不良(血流不全)を引き起こす可能性があると言われています。
血行が悪くなると、様々な体調の変化がみられる(例 肩こり、眼精疲労など)ようになりますが、そのひとつに薄毛(脱毛が多くなる)といった症状があります。
このように薄毛の原因になっているのが「大きなストレス」の場合、育毛剤や育毛サプリメントでの対策は難しいとも言えます。
どれだけ発毛(育毛)に良いとされる成分を足したとしても、そもそもの原因の解決ができない場合、その影響は出てしまいます。
女性の薄毛対策に有効とされる「育毛剤」や「育毛サプリメント」を使用することは解決の手段にはなりますが、優先すべきはストレスの解消です。
原因②:過度なダイエットによる栄養不足
ダイエットそのものは悪いものではありません。体重をコントロールし、より健康的で動かしやすい体づくりは推奨されています。
とくに、10代、20代、30代といった若い女性が持つ「やせ願望」その多くがやせる必要がないのに、偏った食生活を送ったり、極端なダイエットを繰り返しているといいます。
やせすぎ(低栄養問題)は、多くの健康問題のリスクを高める他、美容問題にもつながります。
栄養が偏ることにより影響が出やすいとされるのが、髪、爪、肌、などです。
過度なダイエットを繰り返すと、発毛、育毛に必要な「栄養」が髪の毛を作る毛根部に行き届かなくなってしまうそうです。その結果、ツヤのない髪の毛になったり、脱毛が進行しやすい状況になってしまいます。
また、女性の栄養不足は「月経異常」につながり、月経が不順になったり、ひどい場合はなくなったりすることがあります。
正常なホルモンバランスが崩れると、髪にも大きな影響が出ると考えられています。(詳しくは、次の項目で紹介しています。)
原因③:加齢などによるホルモンバランスの影響
女性の体に大きな影響を与える女性ホルモンには「エストロゲン」と「プロゲステロン」2種類あり、それぞれに大切な役割があります。
女性は通常、抜け毛に関与する男性ホルモン(テストステロン)の量が男性の20分の1程度と少ないため、若いうちは、抜け毛、薄毛は目立ちにくくなっています。
30歳を超えると、男性ホルモンを抑制する働きがあるとされるエストロゲンの分泌は下降線となり、とくに閉経前後の10年間はエストロゲンが急激に減少するため、髪にも影響が出やすいとされています。
女性ホルモンの分泌量の減少により、テストステロン量(男性ホルモン)が相対的に優位に働くため、ヘアサイクルが短くなり、毛が細くなり始めます。
このタイプの脱毛症が、女性では一番多く「FAGA(女性男性型脱毛症)」や「びまん性脱毛症」と呼ばれています。
加齢の他にも、乱れた生活習慣、過度なダイエット、日々のストレスなども、ホルモンバランスに影響すると考えられているため、若い女性の間でも薄毛の悩みが増加してきているのではないかという意見があります。
原因④:間違ったヘアケアによる頭皮トラブル
そこまで薄毛に影響することはないと思いますが、毎日の「ヘアケア」にも原因があるかもしれません。
たとえば、市販のシャンプーには、高い洗浄力を持ったものが多いとされています。
通常通りの使用方法であれば問題ありませんが、薄毛を気にし過ぎるあまり洗いすぎてしまう、またその後のケアもし過ぎてしまうというケースがあるそうです。
なんでも「やりすぎ」は、逆効果になってしまうこともあるので、適度なところでやめることも大切です。
また洗い過ぎの乾燥を防ぐとされる「アミノ系のシャンプー」を使うことも、頭皮環境には良いかもしれませんね。
ポニーテールや三つ編みなど、頭髪の同じ部分がずっと引っ張られる状態が長く続き負荷がかかることで起こる「けん引性脱毛症」という症状もあります。
他にも、ヘアカラー、パーマなどで頭皮に刺激が加わり「炎症」が起こり、それが薄毛に繋がるケースもあるそうです。
おしゃれを楽しむことはすごく良いことですが、日によって髪型を変える、負荷のかかりにくいカラーを選択するなど、少し工夫をしてみるのも良いかもしれませんね。
また髪のボリュームが気になる場合は、ロングよりも、ボブなどのショートヘアがボリュームが出やすく頭皮も引っ張られないため良いという声もあるので、参考にしてみてください。
原因⑤:産後のホルモン変化による一時的な影響
産後は、妊娠中に増加していた女性ホルモンの分泌が急激に減少することで、さまざまな不調(変化)が感じやすくなると言われています。
抜け毛を含め、どの症状もそのほとんどが「一過性のもの」になるため、あまり気にしすぎないようにとの意見もあります。
また出産を終えた後に、抜け毛が増えてしまう原因はある程度わかっているため、脱毛症の中でも、一番改善される可能性が高いと言われています。
妊娠中は、出産準備のために分泌される「黄体ホルモン(女性ホルモン)」の影響で、成長期が終わるはずの髪の毛の寿命が長くなり、抜け毛が少なくなる傾向にあります。
出産を終えたあとは、寿命が延長されていた毛髪が突然「休止期」に入ることにより、一時的に抜け毛が多くなるという現象が見られます。
このヘアサイクルの乱れは、個人差はあるものの出産後、約半年から1年ほどで元の状態に戻ると言われています。
とくに、抜け毛を気にしすぎることがストレスになり、余計にホルモンバランスを崩してしまうと頭皮環境にもよくないので、ストレスを抱えすぎないことが大切です。
大抵の場合は「自然に治る」ため心配しすぎないようにしましょう。
ただし、あまりにも抜け毛が続く場合や、元に戻らない場合は、ホルモンチェックを含め、専門家に相談したほうがいいかもしれません。
原因⑥:病気、お薬の影響
最後に、お薬の「副作用」による原因で、抜け毛が増えてしまうケースがあります。
お薬の種類によっては、女性ホルモンのひとつであるエストロゲンの分泌を抑制するものもあり、脱毛に影響する可能性があります。
また治療法によっては、毛母細胞が破壊されて脱毛が生じることもあるそうです。
このような特殊なケースは、絶対に自己判断せず担当の医師と相談して治療方法を探してください。
【まとめ】女性の薄毛の原因となる「ホルモンバランス」を整える育毛サプリを活用するのも効果的!
女性の薄毛(はげ)の原因は色々ありましたが、そのほとんどが「女性ホルモン」に関係していました。
女性ホルモンが減少することにより、相対的に男性ホルモンが優位になり、正常な状態のバランスが崩れることで、薄毛の症状が見られるようになるケースが多いようですね。
それが近年では、加齢によるもの(閉経後)だけでなく、日常の中に潜む様々な変化によって、20代、30代、といった若い年齢の女性のはげの原因になっているようです。
女性ホルモンを正常な状態に保つためには、運動、食事、睡眠、ストレス発散など、基本的な対策が重要とされていますが、女性用の育毛サプリメントには、それをサポートする成分も含まれています。
そこで、おすすめの人気育毛サプリメントが、アメリカのフォリックスというブランドから出ている「ルグゼバイブ」です。
国内でも有名なパントガールの上位版とも言われていて、成分に貴重な「馬プラセンタ」を使用しています。
プラセンタは、男性ホルモンの過剰分泌を抑える働きや、ホルモンバランスを整える働きも期待されているため、女性の薄毛改善に役立つと考えられています。
口コミを読むと「重い生理痛が軽くなった」「生理不順がよくなった」「肌トラブルや生理痛改善にも効いている気がする」と言った声も多くあります。
ただし、ルグゼバイブの購入方法は、個人輸入の通販や特定のクリニックでの販売と限られてしまうので、場合によっては購入が難しいという人もいるかもしれません。
その場合は無理せず「できること」から進めていくのが良いかと思います。とくに、食事や睡眠は髪だけでなく、健康にも大切なことなので、毎日の質を高めていきましょうね。
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