これまでに女性の育毛サプリメントの定番といえば「パントガール」でしたが、2016年に販売された「ルグゼバイブ」にも注目が集まっています。なぜならこのルグゼバイブ、パントガールの成分はそのままに「馬プラセンタ」「コロストラム」が追加配合された商品だからです。
販売元はあのフォリックスで、さらにパントガールよりも育毛に期待できるとあれば、気になる人も多くいますよね。
そこで「ルグゼバイブとパントガールの違い」をまとめて徹底的に紹介していきます。
もちろんパントガールも、長年愛用されてきた実績があるのでとても良い商品に違いありませんが、ルグゼバイブもなかなか気になる所の多いサプリメントになっているので、ぜひ比較に役立ててみてくださいね。
効果の他にも、値段や飲みやすさ、口コミなど、比べたいところがいっぱいあるので、どんどん比較してみていきましょう。
ちなみに、ルグゼバイブ、パントガール、どちらも人気のある商品なので口コミが多くあります。オオサカ堂では500件以上の口コミが読めるので、気になる人は参考にして比べてみてくださいね。
ルグゼバイブとパントガール、成分の違いを比較
育毛サプリメントの効果を見るのにとても大切なのが、配合されている成分です。どんな成分が配合されていて、どんな効果に期待できるのか、すごく気になりますね。
ルグゼバイブ | パントガール | |
パントテン酸カルシウム | 60mg | 60mg |
L-シスチン | 20mg | 20mg |
ケラチン | 20mg | 20mg |
薬用酵母 | 100mg | 100mg |
チアミン硝酸塩 | 60mg | 60mg |
馬プラセンタ | 667mg | なし |
コロストラム | 20mg | なし |
※パントガール(インターナショナル版)
新しく登場したルグゼバイブには『馬プラセンタ』と『コロストラム』が含まれています。そして何よりも、そのほかの成分は、内容も容量も全く一緒です。つまり成分だけを見れば、ルグゼバイブはパントガールの上位版とも言える商品なのです。
製造元が違うので、完全な上位版と位置づけるのは難しいかもしれませんが、成分が全く同じなので、単純に考えればルグゼバイブの方が育毛効果に期待できると言えます。
ちなみに、ルグゼバイブ、パントガール、どちらも『育毛サプリメント』になるため、ミノキシジルのような医薬品とはことなります。なので、ルグゼバイブやパントガールを飲んだからといって、必ず効果が現れるというわけではありません。これはどちらにも言えます。
それを踏まえた上で、馬プラセンタとコロストラムが追加されていることのメリットを紹介したいと思います。
ルグゼバイブに含まれる「馬プラセンタ」と「コロストラム」
ルグゼバイブの注目成分とも言える『馬プラセンタ』には、ホルモンのバランスを整えたり、基礎代謝を向上させる働きがあることから、育毛に良い影響を及ぼすのではないかと考えられています。
とくに以下の「4つの働き」が、薄毛改善に期待されていて、これらの効果(働き)は、育毛にとって大切な「頭皮環境」を整えるために必要不可欠とされています。
- 育毛を阻害する「男性ホルモン」の過剰分泌を抑える働き
- 新陳代謝を促進し「毛母細胞の代謝」をよくする働き
- 毛細血管の「血行を良くする」働き(作用)
- ホルモンバランスを整える働き
さらにプラセンタには、細胞を活性化させる「成長因子」が含まれていて、これが育毛にとってすごく重要と考えられています。
ルグゼバイブだけに含まれる、もうひとつの成分が『コロストラム(牛)』です。
コロストラムには、細菌やウイルスに対抗して身体を守ってくれるたんぱく質「免疫グロブリン」や「成長因子」「ビタミン」「ミネラル」「アミノ酸」などが豊富に含まれています。
コロストラムは『免疫ミルク』とも呼ばれ、ほ乳類の動物が赤ちゃんを産んだあとに母親から4日間だけ出される初乳のことを言います。生まれたての赤ちゃんが生きていくために必要な栄養素が豊富に含まれており、未成熟で無防備な赤ちゃんの病気の原因となるウイルスから体を守る役割を持つとされていることから、免疫力向上、風邪やインフルエンザの予防、筋力や体力の向上、便秘解消などの効果に期待され、サプリメントに配合されるようになってきているそうです。
エイジングケアでもコロストラムは注目されていて、髪の毛への作用としては、抜け毛を防止し、傷んだ髪質を再生する効果に期待できるとのこと。
サプリメントに使用されるコロストラムは、人のコロストラムではなく、牛のコロストラムでできています。牛のコロストラムには、構造がとても似ている免疫抗体や成長因子が、人のコロストラムの約30~40倍含まれていることが研究報告されています。
ルグゼバイブとパントガールの「値段」は、ほとんど変わらない
2種類もの貴重な成分を追加配合しているルグゼバイブは、パントガールに比べて値段がグーンと高くなってしまうような気がしますが、実は両者の値段はそこまで大きく違いません。
参考価格
- パントガール → 6,524円
- ルグゼバイブ → 7,000円
パントガールは1箱に90カプセル、ルグゼバイブはボトル1本で90カプセル、入っているので、どちらも1日3粒で1ヶ月分の値段になります。
ちなみに、パントガールには1箱150カプセルの物もあり、そちらの方が値段は安くなっています。
- 1箱(150粒)→ 8,835円
- 2箱(300粒)→ 15,863円
ルグゼバイブは、2本(計180粒)のまとめ買いなら10,500円、3本(計270粒)なら14,000円で購入できます。
つまり、1本分無料!というわけですね。
こうして実際に比較してみても、値段の違いはそこまで大きくないので、成分にこだわるのであれば、ルグゼバイブの方が断然お得と言えそうです。
ちなみに、パントガールを販売しているクリニックも多くありますが、個人輸入で通販した方が値段は安く買えます。また口コミを読んでいると、クリックの先生に通販を紹介してもらったという人もいるみたいですね。
ルグゼバイブとパントガール、口コミの違いを比較
ルグゼバイブ、パントガール、どちらも人気の高い商品なので、どっちの口コミにも500件以上の声が集まっています。効果についてはサプリメントなのでいったん置いておいて、選んだ理由や切り替えた理由などに注目して、口コミを集めてみました。
参考の口コミ
- パントガール3ヶ月で成果がみられず、ダメ元でルグゼバイブを試したところ産毛が!今後どうなるかわかりませんが精神的な苦痛は薄れた。
- パントガールとルグゼバイブ両方試してみたけど、正直違いはわからなかった。
- パントガール1年服用から切り替え、プラセンタが入っているので生理のとき鎮痛剤を飲まなくなった。成分は一緒でお得。
- パントガールから試しに変えてみたけど、なんとなくパントガールの方が良いような気がする。
多くの方が、ルグゼバイブとパントガール、どちらも試してみて効果に大きな違いは感じられないものの、プラセンタが入っていることにお得感を感じているようですね。
とくに育毛とは別に、元気になった、生理痛が和らいだ、バストアップした、なんて声もありました。(うらやましい)
ルグゼバイブとパントガール「飲みやすさ」に違いはあるの?
実は、ルグゼバイブとパントガールは、入れ物(ケース)にも大きな違いがあります。
ルグゼバイブは、ボトルの中に90カプセルがそのまま入っているのに対し、パントガールは、シートにカプセルが一粒ずつ分かれて入っています。そのため、パントガールは持ち運びに便利という声が多くあります。
ルグゼバイブは、ボトルごと持ち歩くわけにはいかないので、100均などでサプリ用のケースを用意しなくてはいけません。
また、ルグゼバイブのカプセルはアメリカサイズで大きめなため、飲み込みにくいという声も目立ちます。
参考の口コミ
- パントガールはルグゼバイブに比べると飲みやすい。
- パントガールは一個ずつ包装されているため持ち運びに便利。
- ルグゼバイブのような匂いもなく、カプセルもしっかりしているパントガールの方が飲みやすい。
- ルグゼバイブの甘い味が苦手でパントガールに戻しました。
- パントガールはカプセルも程良い大きさで匂いも無く飲みやすい。
- ルグゼバイブは大きめの錠剤なので多めの水で飲まないとつかえやすい。
- イメージしてたより匂いはあまり気にならなかった。
このようにルグゼバイブは「ストロベリーの甘い匂いが苦手」「カプセルが大きくて飲みにくい」という声もあるため、飲みやすさを重視するのであれば、パントガールが良いかもしれませんね。また、値段もパントガールの方が若干安いので続けやすいという点もメリットになります。
逆に、ルグゼバイブを選んでいる人は、プラセンタが一緒に摂取できるのが手軽で良いという声が多く、プラセンタを別のサプリで飲んでいる人にとっては、値段も安くなるし、いっぺんに摂れるので便利ですよね。
プラセンタ系のサプリを飲んだことある人はわかると思いますが、かなり独特な臭いがあり、続けられない人も実は多くいます。臭いが強いものになると、口臭やおならにも影響してしまうほどです。
おそらくルグゼバイブも、プラセンタの臭いを和らげるためにストロベリーのような甘い風味をつけているのだと思います。以前はもっと甘みが強く飲みにくいという声が多かったため、今のモデルはだいぶ改善されて飲みやすくなっています。ただ、人によっては「ほとんど味のしない物が良い」という人もいるので、飲んでみてダメそうだったらパントガールに切り替えるという手もあります。
ルグゼバイブとパントガールの「併用」について
実は口コミを読んでいると「ルグゼバイブとパントガールを併用している」という人が意外と多くいました。ですが、一般に、同じ成分を多く摂取しても効果は変わらないとされています。同じように、1回の量を増やしても効果が変わらないのと同じ考え方です。
なので、ルグゼバイブやパントガールと併用するのであれば、違った成分を摂取できる物の方が効果的です。とくにクリニックでも勧められる、ミノキシジルの併用が薄毛改善にはいちばんと考えられています。
ただし、飲むタイプのミノキシジル(通称ミノタブ)は、体毛などへの影響もあったり、副作用のリスクも高いと言われているので、ミノキシジルを使用した育毛剤と併用するのがベストです。
薬局など市販で購入できるミノキシジル1%の育毛剤もありますし、ルグゼバイブと併用するのであれば、同じフォリックスから販売されている『FR02』を併用する人も多くいます。
オオサカ堂では「ルグゼバイブとFR02のセット販売」も行っていて、セットで購入すると単品で買うよりもかなりお得になるので、気になる方はチェックしてみてくださいね。
口コミに、ルグゼバイブを毎回買うのがちょっと厳しいから、間にパントガールをはさんでいるという声がありました。とくに持ち運びに便利なパントガールを外出用にするのは良いかもしれませんね。
また、ピンクで大きいルグゼバイブのカプセルは「外で飲むのが恥ずかしい」という声も。そういう点では、ルグゼバイブとパントガールの併用もアリかもしれませんね。
【まとめ】ルグゼバイブとパントガールの効果に大きな違いはないが、プラセンタが一緒に取れるのは嬉しい
ルグゼバイブとパントガールを比較してきましたが、正直なところ「効果に大きな違いはない」という声が多かったように感じます。
どちらもサプリメントなので、そもそもハッキリとした効果が得られる商品ではないことは承知の上で、それでも脱毛が少なくなったり、精神的な不安が軽減されたりするので、続けて飲んでいる人が多くいます。
またルグゼバイブやパントガールといった育毛サプリメントは、髪に栄養を与え頭皮環境を整えるといった効果も穏やかなために、やめたときの影響も少ないと言われています。そのため、やめたら効果はなくなるの?という心配も少なくて続けやすいという声も多くあります。
もしも、ルグゼバイブとパントガールで迷っているのであれば「飲みやすさ」や「価格」で比較するのが良いかもしれません。
ルグゼバイブには、馬プラセンタとコロストラムが配合されているので、お得感はあると思います。